ADHD治療用の塩酸メチルフェニデートの徐放剤です。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=177892
http://www.janssen.co.jp/inforest/public/home/?paf_gear_id=2100029&paf_gm=content&paf_dm=full&vid=v11&cid=cnt44824
塩酸メチルフェニデートの徐放剤のコンサータですが本日より発売です。薬価は次の通り。
剤型を見ると薬剤放出が複数回に分けて出るよう多層構造になっており、塩酸メチルフェニデート5mg(リタリン(CG202)錠1/2個)を1日3回服用している人は、コンサータ18mgを朝1回だけ服用すればいいという薬です。
ただし、厳格な流通管理が敷かれるのでADHD治療に精通し、講習を受けて登録されたドクターのみが処方でき、講習を受けて登録された薬剤師のみが調剤できます。
次の課題は成人への保険適用です・・・。
毎日新聞も記事が出ています
脳内の神経伝達物質の働きを活性化し、ADHDの症状を緩和する。世界70カ国で使われており、厚生労働省が18歳未満の適用を今年承認した。
この記事で気になったこと。書いてあることは事実ですが、
- 塩酸メチルフェニデートという成分名は書かれていないこと
- あれだけバッシングした「リタリン(CG202)」と同成分であることが書かれていないこと
- リタリン(CG202)と同レベルでの流通管理が必要であるということが書かれていないこと
- 毎日新聞は記事への署名が大原則であるが、記者名も例の「精神医療取材班」の署名も無いこと
と、書き方が気になります。
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読売新聞の記事です。