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【ネタバレあり】シン・エヴァンゲリオン見てきました。チルドレンに自分を投影させた約25年分の思いを書きます。

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・お断り

【注意】このエントリはシン・エヴァンゲリオンのネタバレを含みます。映画未見の方はくれぐれもご注意ください。また、筆者の自分語りがかなり含まれます。普段、クレカマニアや医療従事者として僕の姿をご覧の方は印象が変わってしまうかも知れません。

・初日に見てきました。

シン・エヴァンゲリオンを見てきました。初日に京都二条のTOHOシネマズ二条で見てきました。初日に見てきたのですが、胸の中に言いたい頃がありすぎて言葉が纏まらず。TwitterのSpacesやClubHouseでネタバレ解禁チャンネルで何時間も語り合っていたりして、心の中を吐露したりあれこれ考えたりしていました。

もう1週間経過し、シン・エヴァンゲリオン関連のエントリも増えてきたので、まだ気持ちは纏まっていませんが、現時点での僕の感想を書くことにしました。

恐らく何度も見に行くことになりますが、補足が出たらまた別エントリで。

 

・まず感想

まず前提を話します。僕はチルドレンへの思い入れが非常に強いです。特にシンジへの思い入れが強いです。詳細は後で述べます。

 

さて、映画は始まったら映画館で何度も泣いていました。号泣でしょうか。

号泣したシーンを羅列します。

 

まず第3村のシーンです。トウジが医者として登場します。

そこで「トウジ、生きてたのか・・・」でまず号泣。

 

第3村についてもシンジは完全に鬱モードのまま。

「やっぱりシンジは鬱だよなぁ」なんて思いつつも。アスカになじられたりしてね。

「こんな鬱の時になにも出来ねーよ」と完全にシンジ側になりつつも。

シンジにまた感情移入して泣いてたり。

最終的に鬱から立ち直りつつあるのを見て、救われましたが。

 

あとはミサトさんに加持さんとの子供が出来て、シンジと会ったり。二人の子供(リョウジとシンジ)の写真をミサトさんが見て、孤軍に特攻していくシーンでまた泣いたり。

 

アスカは最初シンジをなじっていますが、最後はアスカがシンジに「好きだった」と言い、シンジもアスカに「好きだった」と言うシーンでまた号泣してました。

特のこのシーンは泣きました。

元々エヴァのSSを書いてて、LAS(ラブラブアスカシンジ・アスカ×シンジのカップリング)の人だったので、このすれ違っていた2人が本人の胸の内をお互いに告白し合って、そして別れ、新たな道を歩み始めることを考えて「あ、この2人はちゃんと好きと言って、関係を過去の物にするのだな」とけじめをつけたのに号泣したり。

 

最終的にシンジはマリとくっつきます。

シンジは宇部新川駅でマリに迎えられ、エンディングを迎えます。

宇部新川と言えば宇部興産の最寄り駅。宇部興産庵野監督出身の宇部市を代表する企業です。いや、山口県を代表する企業と言えましょう。

 

そこにシンジは就職し、アスカでもなく、レイでもなく、「破」で登場したマリとくっついたのは意外でしたが、マリは冬月研所属でユイさんが大好き。そしてユイさんの「匂い」がするシンジ君とくっついていたのは必然だったのかも知れません。

 

なので、25年間シンジに思い入れあった人間としては伴侶を得たという意味では正直安心したというのはあります。

・・・ただし。シンジ君のラストシーンの声が緒方恵美さんで無いのは納得行かなかったですが。声変わりを考えても、緒方恵美さんなら縁起で男の声出来ると思うのにと思いつつ。

 

・・・でも、本当にシンジが幸せになって良かった。

 

・TV版の話

僕が新世紀エヴァンゲリオンに初めて会ったのが22歳の時です。実は本放送リアタイではなくて、旧劇場版が上映される前にテレ東の深夜に一挙放映があってそこで見たんですよね。あとで追っかけでした。

でも、一発でハマりました。勿論シンジ君に自己投影させてました、

中学時代は色々黒歴史もあったので、その頃をシンジ君に投影させたり、

あとは大学の定期試験で追い詰められていたので、「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ・・・」ととにかくシンジ君に自己投影させていました。

 

 
・旧劇の話

そして旧劇。春エヴァ(新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生)と夏エヴァ(新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に)を見ました。

映画を見おわった後に「えっ・・・?」と終わった感じで。

あっけにとられていました。

 

NIFTY-Serveの話

旧劇の後、当然ストーリーが補完されることもなく、NIFTY-ServeのSGAINAXの「ネルフ組」でキャラへの熱い愛を語ったり、SSを書いたりしていました。

ここで友人を沢山作り、今でも繋がっている人が何人も居ます。

 
・サークルの話、コスプレの話

NIFTY-Serveの仲間と1999年8月にエヴァ小説の同人サークルを立ち上げました。

この頃がエヴァ愛へのMaxだった時期ですね。コミケにサークル参加しながら、20代ながらもエヴァでコスプレやってたのもこの頃です。

 
・新劇の話

そして、新劇場版「序」「破」「Q」と話が進み、「破」のスパシン*1っぷりに感動しつつ、「Q」のダメダメっぷりに呆れつつ、シン・エヴァンゲリオンを待ちつつあったわけです。

 

・そして振り返って

そして、今回の「シン・エヴァンゲリオン」を見て、チルドレンはことごとくくっついて、シンジもマリとくっついて、端から見ると大団円なのかもしれません。

多くの伏線も回収されて、作品としても完結したと言えるでしょう。

 

でも、全部終わってしまったと言う喪失感が半端ないです。

エヴァが完結しないと死ねない」と言う言葉はTwitterで良く聞かれました。

僕もその一人です。

 

エヴァの呪いから説かれて、「成仏」したと言う人も多かったです。

(本当に亡くなったという意味ではないけども)

 

この後、何を生きがいにして生きていったら良いのでしょうか。

繰り返しますが、喪失感で一杯です。

 

ただ、細かい描写を補完しようとIMEXや4Dでも楽しむと思うし、SpacesやClubhouseで語り合うのかと思います。

 

だから、まだ僕は死ねませんね。

そして、また何度もシン・エヴァを見てエントリを書くかも知れません。

 

まずは1回目の感想として書かせて頂きました。

*1:スーパーシンジ、エヴァSSで強いシンジを描く様を指す

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