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syncが思うことを色々と。

ロスジェネ(ロスト・ジェネレーション)世代の仮想敵は誰か?

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個人的には団塊の世代の管理職

id:mkusunokさんのエントリより。
ロスジェネは誰と闘うのか - 雑種路線でいこう

マクロ的には団塊世代の雇用を守るためにロスジェネが犠牲になり、団塊世代の引退に備えて今の採用加熱がある。けれども団塊世代は敵か。じゃあ団塊世代の誰が敵なのか。団塊世代の労働者は昔からの約束を履行されているだけで、経営者は約束を守るために辻褄を合わせているだけだ。そして約束を守らせているのは経営者の裁量ではなく法規制である。

別に丸の内の高層ビルで団塊オヤジが豪華な椅子に座って「ロスジェネを犠牲にして、団塊世代を守ろうぜ」とか決めている訳じゃない。彼らが団塊世代を守っているとすれば、もっと消極的に法令遵守を意識してのことだろう。

思うに「闘え!」という連中を信用してはいけない。誰と何のために闘い、そして何を得られるのか彼らは一度でも明らかにしただろうか。矛盾は弱者に皺寄せされる、それは一面で真実である。けれども弱者が立ち上がって皺を管理職や経営者に押し返したところで、問題が解決する訳ではない。まずは結果的に彼らに皺寄せされた問題そのものは依然として残っているのである。

syncはid:mkusunokさんと同世代で、いわゆる就職氷河期(ロスジェネ世代)です。
理系の院卒だったということもあって、就職は学校推薦で某社でSE採用になりました。
そこで待っていたのは、旧態依然の企業そのもの。

  • 結婚して子供を持ってローンを組んで一人前
  • 社畜になれ
  • 何も考えるな、ただ俺の言うことに従えばいいのだ

団塊の世代+バブル期世代の上司から言われ続けてきました。

今いる会社も以前は風通しの良い会社だったと聞いていますが、団塊の世代が管理職の中心をしめるようになってからは既得権を守るべく、
定年まで逃げ切ることを考えている連中がはこびっています。
しかも大してパフォーマンスを上げずに部署は赤字でも、責任を問われず更迭や降給も無く、高給を取っています。

仕事の進め方一つを取っても新しいことは拒み、職位を楯に旧来以前の方法を押しつけ、「それが仕事のやり方という物だ」「私が決めた。それがうちの職場だ。」と「カイゼン」等は一切ありません。

その反面、非管理職には成果主義を強く強調し、昇給・昇格を抑制しているのです。

更に長時間残業+デスマーチパワーハラスメントうつ病になりました。
発症したのが2003年で2008年の現在でも未だ完治はしてませんので、闘病生活は足かけ6年になります。

この結果、今いる会社は戻ることは事実上不可能になりました。現在休職中ですが退職に追い込まれつつあります。
こういう状況で誰が一番憎いのかというと既得権を守って逃げ切りしか考えていない団塊の世代の管理職です。

これってsync個人の私怨に過ぎないのでしょうか?

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