syncのにっきver3.0

syncが思うことを色々と。

コンサータ成人適応承認の正式リリースが出ました。

http://www.janssen.co.jp/public/rls/news/4276

ヤンセンファーマから2013年12月20日付でプレスリリースが出ました。

コンサータ、成人適応承認です。先日のエントリは厚労省で適応承認を了承した(これで適応承認が確定)という内容でしたが、今回は正式なリリースです。

添付文書も既に改訂されています。

コンサータ錠は18mgと27mgは既に薬価収載もされていますので、ドクターが処方医として登録されていれば、すぐにでも成人向けに処方が出ると言うことになります。

コンサータ発売から6年少し、ついにこの日が来ました。

コンサータ、成人適応承認。

やっとこの日が来ました・・・

やっとこの日が来ました。コンサータ、成人適応承認です。

11/29の厚労省医薬品第一部会で承認されました。

https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/45253/Default.aspx

薬価収載までには1~2ヶ月掛かるでしょうし、医師・医療機関・薬局の登録制は続くでしょうから成人ADHD患者の手元に届くにはもう少し人月は掛かると思いますが、

ようやくこの日が来ました。

2007年10月17日の医薬品第一部会でリタリン「うつ」適応が取り消され、コンサータが小児限定で承認されてから、成人ADHD患者の茨の道は非常に長いものがありました。

6年1ヶ月。本当に長かったです。

薬剤師不要論について一言述べておくか。

薬のネット販売議論が薬剤師不要論を呼び起こしているが、肝心の論点を見落としていないか?

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51877418.html

それは薬剤師が不要な職業だからである。昔は薬剤師が薬を調合したので、免許がないと危険だったが、今は医師の処方した薬を出すだけだ。コンビニでもネットでもできる。しかし、ではなく、だからこそ彼らは政治力をもつのだ。Grossman-Helpmanなども指摘しているように、ロビー活動は生産性の低い業界ほど強い。

池田信夫氏が(薬のネット販売に対して強く反対する)日本薬剤師会は政治力を持ち、その政治力を持とうとする勢力は既得権益勢力であり、その元集団たる薬剤師は今や不要な職業であると論じています。

 

それはある面では正しいと考えています。OTCを対面販売に固執する日本薬剤師会のその姿は「抵抗勢力」にしか見えませんでした。

 

ただ、池田氏はある面について触れていません。

「薬剤師数が急激に増えている」という事実です。

2003年の段階では薬学部・薬科大学は46だったにもかかわらず、当時規制緩和で薬学部の乱立があり、6年間で28校増設され、74になりました。

 

薬学部が増えたと言うことは当然、卒業して国家試験を合格する薬剤師の人数も増えるわけです。その供給過多になるという薬剤師の雇用を確保するために薬剤師会はネット販売規制にならざるを得ないわけです。

 

ただ、薬剤師会を批判するだけでなく、薬剤師の供給過多の原因となった2000年代前半の政府・文科省の規制緩和についてもチクリと入れて頂いた上で論じて頂きたい物です。

イオンモールで生活の全てが事足りてしまう熊本滞在の話。

映画館・日帰り温泉・スーパー・飲食店・ガソリンスタンドまである

最近イオンモールの話題がブログによく話題に上るので僕が4年前熊本に1ヶ月出張に行ってたときの話をしたいと思います。

出張先の職場がイオンモール熊本クレアという西日本最大級のイオンに徒歩圏の場所で、宿泊先のウィークリーマンションがそこから高速で1インター離れた場所にありました。

そこのイオンモールはスーパーや専門店があるのは当然なのですが、映画館・日帰り温泉・ガソリンスタンドまであるのです。

宿泊先であるウィークリーマンションの方が熊本の中心部に近いのですが、結局ほとんど全ての用事はイオンで済ませていました。

会社で仕事を終え、その後イオンに行く。そこで翌日の食材を買い込み、TSUTAYAで書籍やCDを調達し、フードコートで食事をして、場合によってはガソリンを入れ、日帰り温泉に入って、その後高速を走らせて宿泊先に帰り、寝るだけでした。

休日はウィークリーマンションでのんびりだらりするだけで。出かけず。

休日に熊本の中心部に行くという選択肢もありましたが、車が社用車なので宿泊先と職場・イオンの往復だけに限られるという会社からの縛りもあって熊本市内には公共交通機関を使ってわざわざ個別の商業施設に行くのも面倒でした。

結局1ヶ月の熊本出張で僕の財布の中にはイオンモールのレシートであふれかえってました。

僕のケースでは職場から徒歩圏に西日本最大級のイオンがあるという特殊事情ですが、飲食だけでなく映画や風呂からガソリンまで提供する施設が1箇所に集まるとなると必然的にそこでまとめて済ませたくなってしまうものです。

ソフトバンクモバイルの信用情報誤掲載事件について(続報その2)

157サポートに電話された方を中心とするtogetterまとめ

http://togetter.com/li/573878

twitterでのやりとりのまとめ。

https://twitter.com/masa_kuso/status/387030923432042497

「なんで審査に落ちた!」「納得がいかない理由を教えろ!」と怒鳴りながら電話をされた方は経験上「社内永久ブラック」扱いで登録されてしまい、今後審査に通過できる状態に仮になったとしても永久にカード発行は無理となってしまいます絶対に審査落ちに対してのクレームの電話だけはやめましょう

 これはカード会社の内部情報なので、事実かどうか疑問が残ります。

お怒りなのはごもっともなのですが・・・

 

ダイヤモンド社のwebサイト

スマホを契約したらクレジットカード審査に落ちた!?
ソフトバンクの信用情報誤登録が社会に投じた波紋

http://diamond.jp/articles/-/42764

今回の事件の経緯と問題点について詳しくまとめられています。

 

CNETのwebサイト

ソフトバンクの“滞納”誤登録で訴訟はできる?--弁護士の見解

http://japan.cnet.com/news/business/35038310/

もし、SBMの誤登録が原因でカードの審査に落ちた場合は訴訟が出来るか?以前、信用情報の誤登録が原因でクレジット審査不可になったケースがあり、誤登録を行った業者に損害賠償を命じるという判例もあるそうです。

 

筆者の現状・・・157に電話してみた

157に電話してみましたが、筆者の場合は「誤登録の対象にはなっていない」とのこと。では、3年前の某カード会社のETC取り上げ事件は何だったんだ・・・。

 

ソフトバンクモバイルの信用情報誤掲載事件について(続報)

該当者に関する情報をtwitterで頂きました

今回のソフトバンクの誤登録事件、対象者は「2012年12月以前」に「ポイントを充当」して「機種変更」を「割賦契約(分割購入)」した人だけが対象とのこと。今、ソフトバンクのサポートセンター上席の方から連絡を頂きました。

 

 https://twitter.com/mduram/status/385282453981499392

ソフトバンクサポートセンターに問い合わせをされた方から、twitter経由で情報を頂きました。誤掲載の対象者は

「2012年12月以前」に「ポイントを充当」して「機種変更」を「割賦契約(分割契約)」した人だけが対象とのことです。

ポイントを使用していなかったり、新規契約だったりする場合は本件の対象外の模様です。

 

監督省庁に問い合わせをしたメディア

engadetでは、総務省(電気通信行政を管轄)、経産省(クレジット行政を管轄)に問い合わせを行った経緯が掲載されています。

http://japanese.engadget.com/2013/10/01/6-3/

 

ソフトバンクモバイルの携帯割賦代金支払い状況が信用情報機関に誤って掲載されていた件

一カードオタクとして

標記の件が問題になっています。一応クレジットカードオタクとして同人誌を発行するくらいには知識があるつもりなので、思ったことを書いてみます。

報道・プレスリリースされている事実について

ソフトバンクモバイル公式の発表

http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/info/2013/20131001_01/

ケータイWatch

http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20131001_617589.html

engadget

http://japanese.engadget.com/2013/10/01/6/

NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131001/t10014943661000.html

讀賣新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131001-00000679-yom-sci

朝日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131001-00000046-asahi-ind

何が起きたか

ソフトバンクモバイルで携帯電話端末を割賦で購入する契約すると、割賦販売法に基づき、取引の客観的事実(契約を申し込んだ事実・支払い状況・完済した事実・延滞した事実など)が信用情報機関に掲載されます。

信用情報機関に記載される情報は正しければそれは契約書に記載されている事項なので問題ないのですが、きちんと支払われているにもかかわらず、信用情報機関には「延滞」と掲載されたと言うことが問題なのです。

 ソフトバンクモバイルが加盟している信用情報機関は2つです。

CIC (http://www.cic.co.jp)

→クレジットカード会社が中心

・JICC (http://www.jicc.co.jp)

→消費者金融が中心

になります。

 

ソフトバンクモバイルのプレスリリースによりますと、今回の事件により、信用情報機関と提携先個人信用情報機関に影響が及んだ恐れがあると記載されています。

これは何を意味するかというと、

「俗に言うブラックリストに掲載された」

ということになります。

 

延滞情報にも軽度な延滞と悪質な延滞があり、悪質な延滞に限って、信用情報機関には「異動(この人はブラックですよ)」という記載が載り、かつCICとJICCが異動情報を提携先信用情報機関(この場合は全銀協:銀行がメインに加盟している信用情報機関)に渡すと言うことになります。

 

ちなみに、CICとJICCのみに加盟しているソフトバンクモバイルと契約していても、異動情報に限っては全銀協に情報が渡ります。これはCRINというシステムを通しています。

 http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/crin/

 

ソフトバンクモバイルは誤って掲載した延滞情報は全て修正したとされています。

しかし、

誤って記載されている期間中に、

  • クレジットカードを申し込む
  • 銀行のカードローンを申し込む
  • 銀行の住宅ローンを申し込む

などのアクションを取った場合、これらの審査に悪影響を及ぼすことが問題なのです。それだけではありません。異動情報とは俗にブラックリストと言われるほど悪質な延滞情報な訳ですから、信用情報機関を通じて、その人の情報を取得した際に、

「この人はソフトバンクモバイルで異動になるほどの悪質な延滞を起こしているから審査は否決だな」

と判断され、その判断情報は自社内ではずっと残ってしまう可能性が高いのです。

 

さらに怖いことがあります。

クレジットカードの更新などカード会社が必要と認めたときはカード会社は信用情報をこまめにチェックしています。

 

そこで「異動情報」を見つけたら、

「この人はソフトバンクモバイルで「異動」になっているのでカードを停止して取り上げよう」という経営判断するカード会社も存在するかも知れません。

 

  • ETCの支払い
  • プロバイダの支払い
  • PASMO/Suicaのオートチャージ
  • PiTaPaのポストペイ支払い

これらすべて、クレジットカードが絡みます。これら日常に使っているカードが突然「濡れ衣」で「取り上げ」になったら、その人の生活への損失は甚大な物になるでしょう。

 

今できること

信用情報機関にアクセスした記録は本人に限り、半年間は信用情報を開示することによりアクセスすることが出来ます。ソフトバンクモバイルによる誤掲載が最近の出来事で、かつ身に覚えの無いカード否決・カード没収などが半年以内に起きたのであれば開示する価値はあると思います。

 

しかし、それ以上過去の信用情報へのアクセス記録は開示できませんし、仮にアクセスがあったとしてもそれによる不利益(カード否決・カード没収など)を取り返すことは出来ません。カード否決などの判断をするのは各カード会社の個別判断であり、その判断基準は公表されておりません。

 

今回の被害者は数万人という報道もあります。今回の事件で被害を被ったと予想される方は消費者庁に苦情申し立てをするなどされた方がよろしいかと思います。

 

最後になりますが、筆者も3年前にとあるカード会社から延滞などないにも関わらずETCカード以下そこの会社の全カードを没収されたことがあります。当時はソフトバンクモバイルでiPhoneの割賦契約を組んでいた記憶はありますので、被害者かも知れません。自分についても情報が分かり次第また報告致します。

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