syncのにっきver3.0

syncが思うことを色々と。

非正規雇用や若手が切られて、何で管理職は切られないんだろう?

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過剰の管理職を1人切って、若手3人を雇用した方が余程戦力になる

例のリーマンショック以降、派遣労働者を初めとする非正規雇用の人が契約期間満了を前に契約を打ち切られたり、2009年4月入社予定の新卒社員の内定が取り消されたりと、日々ニュースで聞く。

でも、何で企業って賃金の高い管理職は解雇せずに、賃金が元々安い派遣を切ったり、新卒の採用を取り消したりするのだろうか。
また、自分のミクロなケースで恐縮だが、syncが退職する直接の原因となったパワハラ上司は次のような仕事をする人だった。

  • 届いたメールは全てプリントアウト。自席とプリンタの往復は20回は下ることはない。
  • 部下が社内の他部署に出すメールは全て以下のワークフローによる事前承認が前提。

例えば部署宛の共通アドレスに来た「○○という仕様を満たす製品って何でしたっけ?」というメールの返信を行うには、
1.上司:「いきなり問い合わせを行うなんて失礼な奴だな。まずは、調査依頼書を送るように相手に伝えておけ。」と言われる。
2.僕:「スミマセン。ローカルルールで依頼書が必要なんです。依頼書に必要事項を書いて、返信してください。」と依頼書のファイルを相手に送る。
3.僕:依頼書を受け取って、ようやく作業着手。といっても、よく知っている製品なので、手元のカタログを調べればすぐに回答は判明。が、それが問屋は許さない。
4.上司に回答を示す。勿論回答だけではダメ。回答のエビデンスとなるカタログは勿論、比較対象となる複数メーカーのカタログも取り寄せて比較表をexcelなどで、作成しそれを上司に見せて、承認を仰ぐ。
5.ところが、上司はすぐには承認しない。製品の故障率とかあれこれ依頼内容とは関係内容まで、資料を作成するよう指示を受ける。
6.再度資料を作成し、メールの一行一句に至るまで文面をチェックして初めて承認する。
7.回答メールを送信。本来、3行で済むメールには、エビデンスとなったカタログのpdfや比較表のexcelなど「参考資料」がてんこ盛り。
8.1〜7まで手元のカタログで即答であれば10分の内容が、3〜4日間かかるとか当たり前。相手の部署からは「何で、製品の一仕様を聞くのに3日間も時間がかかるんですか!遅くないです?」と嫌味を言われる。

  • 元々製品の機械設計部署から、部署の統廃合で無理矢理IT部門のSE部署に転属になった。IT部門にはそれなりのスピードが求められることは無視して、機械設計部署の論理をごり押しする。
  • でも、管理職。

本来、無理矢理転属してIT部門に押し込んでいる時点で破綻しているので、設計部署で雇えないのであれば解雇すべきだし、その浮いた金で派遣や若手を採用すればいいと思うのですが、それって厳しい世の中なのでしょうか?

そのパワハラ上司の年収は推測で1,000〜1,200万。管理職だから非組合員だし、解雇は組合員よりは楽なはずだが。
パワハラや意味のない仕事を押しつける管理職が高賃金を貰って居座り、派遣や若手は切られる。
僕は自主的に退職願を出しましたが、その上司の下に付けている時点でリストラ人事だったかもと今から振り返って思います。

1,200万円の管理職を切って、400万円の若手を3人付けた方が余程戦力になると思うのですが。

何か解せない世の中です。

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